元町マガジン
丸太や(1番街) 三木 久雄さんによる、「商鑑(あきないかがみ)全48話」に引き続きの連載です。「商道(あきないみち)」という言葉は、三木さんによる造語で、「商人道」という意味合いも、「商道徳」という意味合いもありますが、商売の方法、如何に商売するのか、という意味合いが込められています。
鶏卵論争などと大袈裟に書きましたが、「卵が先か鶏が先か」の話です。本当のところ、どっちが先か、誰が考えても分からない。「卵が先か鶏が先か」はいくら考えても分からないけれど、「商店が先か商店街が先か」は誰でもすぐ分かる。勿論、「商店」です。