元町マガジン
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元町にしかない店舗、元町にしかない商品、元町にしかないサービス、元町にしかないイヴェント、などなど「元町らしさ」を見つける旅…
元町夜市
- 2004/09/01
- 元町オンリーワン物語
真夏の夜が熱く燃える「元町夜市」、ことのほか酷暑の今年は7月27日に第23回目が開催されました。元町商店街の五つの振興組合、元町1番街、元町3丁目、4丁目、5丁目、6丁目がそれぞれの趣向をこらした出し物、納涼くじありコンサートあり、盆踊り、ビンゴゲーム、和太鼓、うなぎ釣り、奇術、それに100を超える屋台、お好み焼き、焼肉、串かつ、餃子、焼きそば、それを楽しみに人、人、人。元町商店街は端から端まで音と匂いと熱気でムンムン。回を重ねるごと、年を追うごとに盛り上がってきました。「元町夜市」が元町商店街ならではのイヴェント、あえていうと元町商店街でしかできないイヴェントなのは元町商店街が「神戸の顔」として神戸の商業地を代表する広域集客型の商店街でありながらいまだに職住一体の地域密着型の商店街という二面性を兼ね備えているからです。元町商店街の組合員が元町商店街を我がまちとして愛し、お隣さんとのご近所づきあいを大切にしているからこそみんなで「元町夜市」を盛り上げてきたのです。そして「神戸元町商店街」の夏祭りだからこそたくさんの人が近隣からも遠方からも来てくださるのです。
「元町夜市」が年々盛り上がって行くパワーはどこから生み出されるのか、それは元町商店街を構成する五つの振興組合が各丁の特性、人的、地理的、歴史的、すなわちそれぞれの「らしさ」を生かして創意工夫し、よい意味で競い合いながら元町全体の事業としての一体感を大事にしてきたからではないでしょうか。「個性と調和」という「元町夜市」の魅力は「神戸元町商店街」の魅力のエッセンスでもあるのです。