神戸元町商店街 KOBE MOTOMACHI SHOPPING STREET

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MOTOMACHI MAGAZINE MOTOMACHI MAGAZINE 元町マガジン

「商鑑」とは造語です。「あきないかがみ」と読みます。「商(あきない)」とは商売で、「鑑(かがみ)」とは鑑(かんが)みる、すなわち考えることなので、「商鑑」とは商売を考えるという意味です。三木 久雄さんが「鏡」に映して歴史を考えるという趣旨で掲載しています。

第48話 「街づくり」は「店づくり」から

第48話 「街づくり」は「店づくり」から

1356.jpg そろそろ「商鑑(あきないかがみ)」は店じまいです。長い間、貴重な紙面を拝借してありがとうございました。最後に一言。
 百貨店、スーパーなどの巨大店舗、無数のチェーン店、コンビニにかてて加えて目に見えないインターネットショップと私たち小規模小売店は四方八方をライバル店に包囲されて存在を根底からおびやかされています。どうやって生き残るのか、超難題です。私は店舗力を高めることしか方法は無いと考えます。
 店舗力を高めるためには何が必要か、不可欠か。私は「V・S・O・P」を兼備することだと考えます。「V」はヴァイタリティー、「S」はスペシャリティー、「O」はオリジナリティー、「P」はパーソナリティーです。ヴァイタリティーはヤル気、スペシャリティーはプロフェッショナル、オリジナリティーはオンリーワン、パーソナリティーは人柄です。自分の店に「V・S・O・P」は備わっているのか、欠けるものはないか、を考えてみると何を取り組まなければならないかが見えてくる、分かると思うのです。
 商店街の活性化は、そこに店舗を構えるそれぞれのお店が、お客様に愛され喜ばれる商売に励む以外に道はありません。神戸元町商店街の皆さん「めざせ、V・S・O・P!」。
三木 久雄
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