元町マガジン
「商鑑」とは造語です。「あきないかがみ」と読みます。「商(あきない)」とは商売で、「鑑(かがみ)」とは鑑(かんが)みる、すなわち考えることなので、「商鑑」とは商売を考えるという意味です。三木 久雄さんが「鏡」に映して歴史を考えるという趣旨で掲載しています。
「いらっしゃいませ」という言葉を私たち商売人は何気なく使っていますが、その語源は「入らしてくださいませ(店の中にお入りくださいませ)」でしょう。商店街に店舗を構える商売人にとって、来客は何より大切なのです。