神戸元町商店街 KOBE MOTOMACHI SHOPPING STREET

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元町にしかない店舗、元町にしかない商品、元町にしかないサービス、元町にしかないイヴェント、などなど「元町らしさ」を見つける旅…

市民救命士

市民救命士

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 年間を通じて毎日たくさんの来街者を撃ヲる神戸元町商店街にとって最も重要な課題は「安全で安心な街づくり」です。商店街の通行の安全を確保するために警察と連携して「自転車乗り入れ禁止キャンペーン」に取り組んできたことをはじめ、最近、全国的に多発している児童への犯罪を未然に防止するために商店街すべての店舗が「こども110番の店」として近隣の小、中学校に協力しています。

 「安全で安心な街づくり」を神戸元町商店街の先頭に立って活動しているのが神戸元町商店街連合会防災懇談会です。防災懇談会は平成16年に「こうべ元町130年記念事業」として「130名の市民救命士養成」に取り組み、「心肺蘇生コース」「ケガの手当コース」の2回の取得コースで延べ134名の初級市民救命士を誕生させました。翌、平成17年には神戸中央消防署において「上級市民救命士」養成講座を開催し10名の上級市民救命士が神戸元町商店街に誕生しました。また自動体外式除細動器(AED)の講習会も開催し14名の組合員が受講しました。

664.jpg 防災懇談会の地道な努力によって、平成16年9月5日には神戸中央消防署より神戸元町商店街の3店舗が「まちかど救泣Xテーション」の認定を受け、翌17年9月7日には三箇所の「まちかど救泣Xテーション」に自動体外式除細動器(AED)が設置されました。平成18年には元町1番街、3丁目、4丁目、5丁目、6丁目の各丁にAEDの設置が予定されています。

 平成18年3月31日、神戸元町商店街のレストランで食事中の男性が突然心臓停止の状態に陥り、たまたま隣に居合わせた「上級市民救命士」の資格を持つ組合員が心肺蘇生を施し一命を取り留めるという事態が発生しました。その功績に神戸市より「花時計賞」が授与されましたが神戸元町商店街の「安全で安心な街づくり」は着実な成果をあげているのです。
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