元町マガジン
元町にしかない店舗、元町にしかない商品、元町にしかないサービス、元町にしかないイヴェント、などなど「元町らしさ」を見つける旅…
まちかど救急ステーション
- 2004/10/01
- 元町オンリーワン物語
平成16年9月5日、元町商店街に「まちかど救泣Xテーション」が開設されました。元町130年記念事業として元町商店街連合会防災懇談会が実施した「130名の市民救命士養成」の成果を踏まえ神戸市消防局の要請を受けて元町1番街、元町3丁目、元町6丁目の3店舗が神戸市内で初めて「まちかど救泣Xテーション」として認定されたのです。元町商店街連合会に防災懇談会が結成されたのは平成14年10月26日でした。来街者の安全を確保することは商店街の使命である、という奈良山喬一会長の提案にもとづき組織された防災懇談会は、以後会合を重ねながら元町商店街の防災上の課題を逐次検討し消火訓練等を実施してきました。
本年、防災懇談会は元町130年記念事業として「130名の市民救命士養成」に取り組み、神戸市消防局の協力をいただいて5月27日に心肺蘇生法コース、6月25日にケガの手当コースの講習会を実施、受講した延べ137名の元町商店街の組合員が市民救命士の認定を受けました。「まちかど救泣Xテーション」の開設は「来街者の安全の確保」に長期にわたって取り組んできた防災懇談会の努力の結果なのです。
商店街は不特定多数の来街者を絶えず受け入れています。いつ何時、来街者に不測の事態が起きるか分かりません。その万一への対応こそ商店街に課せられた責務であり「まちかど救泣Xテーション」の開設はその確かな一歩なのです。