神戸元町商店街 KOBE MOTOMACHI SHOPPING STREET

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2001年4月から12月に、毎日新聞に掲載紹介された元町周辺の歴史や出来事を紹介しています。

街道の要所守る番所の跡

街道の要所守る番所の跡

tenbyo-02.jpg 神戸市中央区元町通6丁目、神戸元町商店街の西側入り口に建つビルの北側壁面に、「明治維新開港当時関門跡」の石碑が埋め込まれている。神戸港の開港(1868年)に合わせて外国人居留地が作られた際に、江戸幕府が密貿易を防ぐために設けた14カ所の番所の一つだった。西国街道入り口を守る要所で、帯刀での通行が禁じられ、長州藩など各藩の兵が警備にあたったという。
 碑は1926年から同所で営業していた三越神戸店の壁面にあった。同店は1984年に3丁目へ移転したが、碑は同じ場所に残された。移り変わりの激しい商店街の中で、昔をしのばせる数少ないスポットとなっている。
 幕府は居留地建設のほか、開港場を縦断する形になる西国街道を、六甲山中を通る道に付け替える計画を立てた。工事は開港の前年から始まったが間に合わず、1874年には現在の商店街部分だけ南側へう回する「栄町通」が開通したこともあり、やがて廃止された。一部はいまも摩耶山などで「徳川道」として登山道に利用されている。

◆元町点描2回目 2001年4月10日
毎日新聞掲載記事の転載
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