秋を彩る『ミュージックウィーク』｜元町点描｜元町マガジン

2001年4月から12月に、毎日新聞に掲載紹介された元町周辺の歴史や出来事を紹介しています。

秋を彩る『ミュージックウィーク』

2001/09/07
元町点描

　秋の神戸・元町を音楽で彩る「元町ミュージックウィーク」。
１５～３０日の週末を中心に、神戸元町商店街一帯のホールやストリートで、クラシックやジャズ、合唱、邦楽どさまざまなコンサートが繰り広げられる。
　ミュージックウィークは呉服店「丸太や」社長で、クラシック音楽ファンの三木久雄さんが、神戸

月堂社長の下村俊子さんらに呼びかけて始まった。実行委員長を務める下村さんは「元町の"地盤沈下"に商店街は危機感を持っています」としながらも、「盛り上げるには楽しくなければ。４回目を撃ｦ、ストリートコンサートの参加者も増えてきました」とにっこり。チェリストとして腕を披露する三木さんも、「神戸を文化の香りでいっぱいにしたい」と意気込む。
　今年は「感謝と復興」がテーメB 阪神大震災の時にチャリティーコンサートなどで支援してくれた「ＳＡＷＡ　ＱＵＡＲＴＥＴ」や、バイオリニストの金関環さん、ピアニストの池宮正信さんらを招待。全盲の声楽家、時田直也さんによる障害者のためのチャリティーコンサートもある。
　オープニングは１５日午前１１時。「元町チンドンバンド」が元町一帯で楽しいパフォーャ塔Xを繰り広げる。各コンサートの日時や料金など詳細は事務局（０７８－３３１－１０４５）へ。

◆元町点描２４回目　２００１年９月７日
毎日新聞掲載記事の転載