2001年4月から12月に、毎日新聞に掲載紹介された元町周辺の歴史や出来事を紹介しています。
待望の地下鉄海岸線あす開通
神戸市営地下鉄海岸線の開通が7日に迫った。
「みなと元町」駅前となる神戸元町商店街ではオープニングを祝ってさまざまな準備が進められている。
駅東口から商店街へつながる「タワーロード」は、フラワーポットを設置するなど美化が進む。
商店街の場所を分かりやすく知らせるため、アーケードに飾りをつけた。
横断歩道をアスファルトから舗装に変えるなどのアイデアも出ている。
駅西口そばには、昨年完成したばかりの「ャ潟塔香[ド」が南北に走る。
カラフルに舗装された歩道と波型にカーブした道路は、
地元でも「ユニーク」と好評。旧大林組ビルの壁面を生かしたれんが造りの駅舎と、
ガス灯をイメージした街灯もよく似合う。南へ下り、国道2号を渡ると神戸港だ。
当日は午前11時から市消防音楽隊が商店街をパレード。
同15分から駅西口にある広場で、
セレモニーに続き同音楽隊とジャズバンド3組が演奏。
子どもによる七夕のささ飾り、ギャルみこしなどもある。
広場には屋台も出て祭り気分を盛り上げる。
◆元町点描22回目 2001年7月6日
毎日新聞掲載記事の転載