神戸元町商店街 KOBE MOTOMACHI SHOPPING STREET

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2001年4月から12月に、毎日新聞に掲載紹介された元町周辺の歴史や出来事を紹介しています。

開港当時から新聞広告で宣伝

開港当時から新聞広告で宣伝

tenbyo-07.jpg 神戸港開港で人が集まり、にぎわうようになった元町通などには、さまざまな店がオープンした。写真館や牛肉店、洋服店など新商品を扱う商店主らは、当時次々と創刊された新聞に広告を載せて宣伝。郷土の歴史を知る上で興味深い記述も多い。
 神戸で最初に発行されたのは英字新聞だった。1868(慶応3)年、開港3日後に「ヒョーゴ・アンド・オーサカ・ヘラルド」が創刊。同年、「ヒョーゴ・ニューズ」が創刊されるなど、旧外国人居留地を中心に複数の英字新聞が発行された。71(明治4)年の「ヒョーゴ・ニュース」紙面では、店名だけの広告が多いが、「FOR SALE(売り出し)」などの文字もある。日本語では72年、神戸初の日刊紙「神戸港新聞」が創刊。80年に「神戸新報」、88年に「神戸又新(ゆうしん)日報」などが創刊された。
 毎日新聞は88年から神戸に通信員を置いていたが、拒ャに発展するミナト神戸の情報を発信するため、98年に元町通西隣の相生橋北詰めに神戸支局を開設した。翌年には現在の地域版にあたる「兵庫県付録」を発刊。今年10月で丸101年になる。

◆元町点描7回目 2001年4月21日
毎日新聞掲載記事の転載
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