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夢街道
二つ茶屋村の商い
元町、という地名が登場するのは明治七年の五月である。以来、町名の根拠は、はじめにできたまち、もとのまちということになっている。
二つ茶屋村の商い
2008/07/01
夢街道
永禄年間(一五五八~一五七〇)、戦乱に辟易した高木、三城と名乗るふたりの浪士が、ふるさとの中宮村にもどってきたがうけいれられず、二軒の茶店を街道にだしたのにはじまる村である。六戸しかない村に、二人の食いぶちを見いだせなかったのだろう。
店をかまえる場所に街道筋を選んだ。そこは、戦乱の世を迎えて、各地の情報が行き交うところである。やがて、ふたりを頼る浪人者も行き来した。
茶屋は茶屋なりの商いにもなったのだろう。平和な暮らしに成功者の姿をみる浪人には、頼れるふたりだった。村名に、茶屋を冠したのは、何よりも二人の成功を物語る。
情報の中身が、暮らして行くためのものになり、より高度な事業の開拓をもとめる浪士らが集まるようになる。ひとは増え、その後、青物市場となりしを以て市場町と呼ぶに至れり、という。文禄(一五九三~一五九六)のころ、五〇軒に及び、天保一四年(一八四三)には六二八軒という。天和(一六八一~)貞享(一六八四~)頃の記録によると、二つ茶屋48軒、船数一四〇艘となる。元禄(一六八八)より寛永正徳(一六二四~一七一六)の頃には高濱屋繁盛し、続いて橋本、川越、東木屋、鳴尾屋等最も盛んに廻船業を営んだ。
二つ茶屋開村一八軒と称して、つぎの名前が記録される。
四郎兵衛
永禄年中移住 中宮村出 三城氏
新左衛門
永禄年中移住 中宮村出 高木氏
藤左衛門
永禄年中移住 吹田村出
法西二男橋本氏
新 助
元亀年中移住 走水村出
法 西
永禄年中移住 吹田村出
橋本川越の祖
浄 薫
永禄年中移住 脇浜村出 高浜氏
與三兵衛
永禄年中移住 宇治野村出
六右衛門
元亀年中移住 中宮村出
宗左衛門
元亀年中移住 神戸村出
源右衛門
元亀年中移住 宇治野村出
彌左衛門
永禄年中移住 大塚村出
四五兵衛
天正年中移住 北野村出
久兵衛
元亀年中移住 走水村出
孫兵衛
播州摂東出
治郎太夫
天正年中移住 大塚村出
法 圓
元亀年中移住 鳴尾村出
善右衛門
元亀年中移住 播州北條出
吉左衛門
永禄年中移住 中宮村出
二つ茶屋村は、船主の村として経済の土台を支えながら、庶民の暮らしに密着する青物市場まで開いて村からまちへの成長過程をたどることになる。
岩田照彦
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