元町マガジン
元町、という地名が登場するのは明治七年の五月である。以来、町名の根拠は、はじめにできたまち、もとのまちということになっている。
一方、大正十四年九月の市議会では、電気需要の増加に対応するため二万五千キロワット発動機2台の増設と、これにともなう変電所及び電線路拡張に要する費用を支出するための費用一千七百八十二万円の承認を求める議案に、十五名の委員による調査を付託した。 同年十月の市議会では、発動機二台が完成するまでの間、宇治川電気から2万キロワット受給するための予算案を上程したほか、三万五千キロワットへの変更案も提出した。