元町マガジン
元町、という地名が登場するのは明治七年の五月である。以来、町名の根拠は、はじめにできたまち、もとのまちということになっている。
明治7年5月20日、時の県令神田孝平によって名付けられた元町通、以来、2004年5月20日で130年になる。元町は、西国街道をそのまま取り込んだ元町商店街を中心に、居留地のハイカラも取り入れて、いまも神戸を代表するまちである。村の時代から街へ、そこにはどんな人達が暮らし、商い、まちを動かしてきたのか。歴史があるのに記録がない。誰かまとめてくれる人があれば、そんな声に背中を押され、無謀を承知で「元町」の扉をひらくことにした。