元町マガジン
元町、という地名が登場するのは明治七年の五月である。以来、町名の根拠は、はじめにできたまち、もとのまちということになっている。
店の構成はつぎのようなものだ。衣料品が一一八店で内訳は織物被服類四八店、糸物三店、小間物・用品類三四店、履物・雨具類二五店、毛皮・皮革・製品類八店。食料品は三七店あり、米店一店、果物類は三店、魚介藻類三店、鳥獣類一店、酒・調味・飲料類四店、和洋菓子類一三店、パン類二店、茶類二店、その他の食料品五店。住いの関係は建具・家具・指物類五店、漆器二店、陶磁器・土器類五店、ガラス器類一店、金属器具類五店、電気機械器具四店。文化品種では文房具・学芸品・事務用品類七店、玩具・遊戯・娯楽器類七店、運動用具類三店、薬品・衛生材料類三店、化粧品・石鹸類一店、時計類九店、貴金属九店、眼鏡類四店、楽器三店、蓄音機・レコード類五店、ラジオ及び付属品類二店、写真機類五店、度量衡計器類一店、図書・雑誌類五店、美術工芸書画骨董類一一店、花・盆栽・造花類三店、その他一一店。金融機関四店、保険倉庫運送一店、理髪髪結美容一店。料理屋三店、うどんそば一店、和食二店、洋食一店、喫茶店一四店、カフェー・バー三店。医院一店、百貨店二店、卸売業者二〇店、貿易商三店、空店はないが空地が三件。